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ALUMITE

光学用アルマイト処理

30年以上に渡る
光学機器市場での経験

アルマイト処理技術

光学機器市場での長年の経験と表面処理(アルマイト)技術を組み合わせ、
光学機器の用途に応じた適切な処理方法を選択し、
お客様の要望にお応えすることが、私たちの強みです。
  • FEATURE01

    FEATURE01

    確かな経験

    監視カメラを中心とした光学機器部品の分野で、世界20か国以上で30年以上の実績と経験を有しており、レンズ鏡体はもちろん、当社光学機器用のアクチュエーター部品にもアルマイト処理した部品を使用しています。

  • FEATURE02

    FEATURE02

    確かな技術

    お客様の好みに応じて、反射防止や光特性など微妙な違いにも的確に対応できる、豊富な知見を保有しております。梨地処理方法も複数対応できるので、様々な色みのご提案が可能です。

  • FEATURE03

    FEATURE03

    確かな品質

    ISO9001の品質管理システムを取得し、製品の品質を確保するため、厳密な品質管理を行っています。これによる品質の安定性が当社の強みです。

会社紹介

COMPANY

会社紹介

当社は1929年に電気計測器(アナログメーター)部品メーカーとして創業し、その中で巻線技術・表面処理技術を培ってきました。
その巻線技術を活用し、新たに事業展開したのが光学機器部品で、以来30年以上に渡り国内外のカメラ・レンズメーカー様向けに
アクチュエーター部品
を供給し、豊富な業界経験を有しております。
また、表面処理についても、電気計測器部品の経験で培った技術を活かし、光学機器業界のみならず、
自動車・FA・防衛・半導体といった業界に向け高品質なサービスを提供しております。
こうした長年に渡り培った光学機器市場での豊富な経験と表面処理技術の掛け合わせにより、
当社はレンズ鏡筒をはじめマウント・リング・カバー・ケースなどの光学部品向けに高品質なアルマイト処理を提供いたします。

ABOUT ALUMITE

光学部品のアルマイト処理について
ALUMITE

当社のアルマイト処理(黒)には、素材の光沢を生かした艶ありと光沢を抑えた艶消し(梨地)があります。
艶消しは、アルミの表面に凹凸をつけて光の反射を抑えます。
艶消しの下地処理には、大きく分けて2種類の方法があり、化学梨地と物理梨地があります。
化学梨地は、特殊な薬品を用いる方法、物理梨地は、噴射されるメディアを対象物に吹き付ける方法です。
どちらの方法でも、表面に凹凸を形成することで光の反射を抑え、反射光の影響を減らす効果を得ることができます。

艶あり(梨地処理なし)アルマイト

艶あり(梨地処理なし)のアルマイトは、製品の外観を重視する場合に適しています。この処理は、素材を生かした光沢感を出すことができます。また、梨地処理が必要ないため、コストを抑えることができます。また、表面に凹凸を形成しないため、色ムラが少なく、汚れや付着物が付きにくいという利点もあります。

glossy_alumite

艶消し/化学梨地

艶消し/化学梨地は、光沢を抑えることで製品に重厚感や高級感を与えることができます。ブラスト処理と比較して、この技術は、表面の凹凸や変形を嫌う製品に適しています。表面の凹凸が滑らかで、均一な処理が行われるので、色ムラが少ないという利点があります。化学的反応によって表面を処理するため、ブラスト処理よりも繊細な表面処理が可能です。

matte_alumite

艶消し/化学梨地+化学研磨

化学研磨は、表面を均一な粗さに仕上げるための加工技術の1つで、化学梨地の後工程として行われます。化学研磨によって表面の凹凸を平滑化し、光沢感を出すことができます。化学研磨を行うことで、表面の粗さが均一になり高級感あふれる仕上がりです。また傷が目立ちにくいというメリットがあります。

matte_plus

艶消しアルマイト/ブラスト処理

ブラスト処理は、表面に小さな粒子を打ち付けることで、表面に凹凸を付け、光沢を抑えることができる表面加工技術の1つで、乱反射を抑え迷光の防止に適しています。特に、カメラの筐体やセンサーのカバーなどによく用いられます。化学梨地よりも光沢を抑えたマットな仕上がりになります。

matte_blast

アルマイト種類別
光沢/反射/コスト比較

アルマイト種類 光沢 反射 コスト
艶あり
(梨地処理なし)
艶消し
(化学梨地+化学研磨)
艶消し
(化学梨地)
艶消し
(ブラスト処理)

アルマイト(めっき)FAQ

  • Q

    アルマイト処理することによる寸法の変化を教えてください?

    OPEN
    A

    アルマイト前の寸法とアルマイト後のご希望の仕上がり寸法を確認することで、加工による誤差を考慮して最終的な仕上がり寸法を決めています。また、当社では加工からアルマイト施工まで一貫して行うことができるため、より正確な仕上がり寸法を確保することができます。

  • Q

    ロットによる色のばらつきが心配なのですが?

    開く
    A

    アルマイト処理における色ばらつきの原因は、処理工程や着色処理の品質管理に関わる要因が挙げられます。したがって、色のばらつきを最小限に抑えるためには、処理工程を適切に管理することが重要です。当社では、アルマイト膜の厚さの管理、染色液の濃度や浸漬時間の適正化を行い、色のばらつきを極力抑えます。

  • Q

    短納期でお願いできますか。

    開く
    A

    はい、短納期にも対応可能です。お客様がアルマイトを施す製品を支給された翌日に発送が可能で、当社にお越しいただいて仕上がり当日にお渡しすることもできます。ご希望の納期や状況に応じて、お気軽にご相談ください。

  • Q

    小ロットの対応をお願いしたい。

    開く
    A

    試作1個から承ります。

  • Q

    アルマイト処理が可能なサイズは?

    開く
    A

    当社のアルマイト処理可能な最大サイズは、幅400mm×奥行き650mm×高さ80mmとなっております。この範囲内であれば、アルマイト処理を行うことが可能です。

  • Q

    接点の指定はできますか?

    開く
    A

    お客様のご要望に極力お応えいたします。場合によっては、ご相談させていただく場合がございます。

  • Q

    治具の費用はかかりますか?

    開く
    A

    できる限りお客様へご負担がかからぬように汎用治具で対応をいたします。

  • Q

    マスキングしてアルマイトすることは可能ですか?

    開く
    A

    接地や他の部品との接続が必要な場合は、その部分をマスキングしてアルマイト処理を施すことができます。

  • Q

    アルマイトは剥がせますか。再コーティングは可能ですか?

    開く
    A

    アルマイト皮膜は剥がすことができますが、素材まで溶解するため、寸法精度や艶消し具合などに影響が出る可能性があります。再コーティングが可能かどうかについては、剥離後の状態や再処理する素材によって異なるため、別途ご相談ください。

  • Q

    アルミダイキャストにアルマイト処理は可能ですか?

    開く
    A

    可能です。アルミダイキャストの表面には気泡やピンホールなどがあるため、別途ご相談ください。

  • Q

    環境関連の証明書は発行できますか?

    開く
    A

    下記の証明書発行に対応しております。
    ・RoHS、REACH、不使用証明書、適合証明書
    ・chemSHERPA
    ・アルマイトに使用する薬剤メーカー発行の使用申告書、または不使用証明書